学会報告・最新医療情報

2019.06.25

医療法人湘南ON会 でスタートしました。

こんにちは。久しぶりの更新です。
この度、2019年6月1日より、

「医療法人湘南ON会 湘南藤沢おぬき消化器クリニック (イリョウホウジンショウナンオーエヌカイ ショウナンフジサワオヌキショウカキクリニック)」

として、新たにスタートしました。診察券番号も20000台になり、多くの患者様を診させて頂いていることを改めて痛感しております。
王さん・長嶋さんのように藤沢で愛されるクリニックを目指して、湘南ON会と名付けました。

これからも、初心を忘れずに、誠実に地域医療に貢献していきたいと思います。

理事長 小貫 建一郎

理事に就任しました、小貫 章子です。私は開院以来、超音波検査(エコー検査)、事務責任者を担当しております。子育てをしながら、日々の診療に関わらせて頂いております。

開院してから、多くの患者様の検査をさせていただき経験を積ませていただきました。
エコー検査とは、とても簡易的で侵襲性がないにもかかわらず身体の臓器を詳しく診ることの出来る検査であり、非常に有用な検査であると感じます。腹部エコー検査では、肝臓、膵臓、腎臓、胆嚢、脾臓、子宮、膀胱などをまず一通り検査します。そして、患者様に何か症状がある場合はその部位を重点的に診ていきます。当院では、悪性疾患の発見から急性期疾患や慢性期疾患の診断の手助けとなっております。

特に当院では人間ドック、健康診断を多く行っておりますので、脂肪肝、胆嚢結石、胆嚢ポリープなどは非常に多くみられる疾患であります。中でも多いのが、中年の方の脂肪肝です。働き盛りの方は、生活が不規則になり、ストレスで暴飲暴食に走りがちになりがちです。気づかない内に一気に体重が増え、あるいは飲酒量が増え、知らない間に脂肪肝に、それも高度な脂肪肝に陥ってしまっているケースが多くあると感じます。脂肪肝は、軽く考えてしまいがちですが、重症化すると肝硬変や肝がんの原因になりうる病気です。しかし生活習慣を見直し、持続することで肝臓はきれいに元通りになります。当院では、一人でも肝硬変・肝がん患者をなくすために、脂肪肝と診断できる患者様には生活指導を行い1年程かけて治していく様に促しております。過去には、1年できれいさっぱり治ってしまう方も多くいらっしゃいました。
どのような疾患も、検査をしないと分からないものです。自分の身体の事を知ることは非常に大切な事だと日々実感しております。今回は、「脂肪肝」をキーワードとしてあげましたが、今後も皆様に有益な情報をお伝えしていきたいと考えております。今後も、医師の診断に役立つ正確な検査を心掛けたいと思います。

理事 超音波検査担当技師 小貫章子 (腹部・頚部・乳腺)

<経歴>
大阪大学 医学部 保健学科 臨床検査科学技術専攻 卒業
大阪大学大学院 医学系研究科 機能診断学講座 修士課程 卒業
(癌と糖転移酵素の関わりについて研究・論文執筆)
花王株式会社 生物化学研究所 研究員 を経て 筑波大学病院 臨床検査科 入職
2015年 湘南藤沢おぬき消化器クリニック 入職 現在に至る。

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