下痢・便秘が続く原因と治療法

下痢・便秘が続く

下痢・便秘が続く便秘になってそれが解消したと思ったら下痢になるというケースはよくあります。下痢や便秘を繰り返すと腸内細菌のバランスが乱れ、さらに腸の調子を悪くしてしまうため、こうしたことは珍しくないのですが、深刻な病気が隠れていたり、アレルギーなどによって起こっている場合もあります。
腸管壁をめぐる何かしらのトラブルや腸内環境の悪化が体に大きな影響を与えていることがわかってきていますので、こうした状態を改善できる治療を受けることが重要です。

下痢と便秘が続く原因

大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、膵炎、膵臓がんなどの消化器疾患により下痢と便秘を繰り返す場合があります。

こうした重大な病気が隠れていないかを調べるため、当院に受診してください。嘔吐や便に血が混じる、黒っぽい便が出るなどの症状も伴っている場合は、できるだけ早めに受診しましょう。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群の症状では下痢が一般的に有名ですが、便秘や下痢と便秘を繰り返す症状もあります。そして、過敏性腸症候群は、下痢と便秘を繰り返す症状で来院する頻度の高い病気です。
これはストレスなどによって、大腸をコントロールしている自律神経が乱れ、過剰にぜん動運動が起こると下痢になり、逆にぜん動運動が鈍くなると便秘が起こります。どちらかに偏るのではなく、バランスが定まらず交互に起こることで下痢と便秘を繰り返します。また、便秘の1タイプであり、ストレスによって起こる痙攣性便秘も同じようなメカニズムで下痢と便秘を繰り返します。

アレルギー

食物アレルギーは、下痢や便秘の原因になる場合があります。食物アレルギーには食べてすぐ蕁麻疹などが現れるタイプと、時間が経ってから下痢や便秘が起こるタイプがあります。時間が経ってから症状が現れるのは遅延型アレルギーと呼ばれ、すぐに症状が出るタイプほど重い症状がでることはほとんどありません。

腸内細菌のバランスの乱れ

抗生物質の服用などで、腸内細菌のバランスが崩れてしまうと下痢や便秘の原因になります。

ねじれ腸・落下腸

腸の形状自体が生まれつきねじれやすく、ねじれが起こると便秘になり、それが解消されると下痢を起こします。子どもの頃から便秘や下痢を繰り返していて、運動不足になると必ず便秘になる場合、ねじれ腸や落下腸の可能性があるとされています。

下痢と便秘が続く際の治療方法

下痢と便秘を繰り返す症状は、さまざまな原因によって起こっている可能性があります。そこで、他の症状や既往症の有無、薬の服用や摂取した食物など、さまざまなことをうかがった上で必要な検査を行い、原因を突き止めます。特に、消化器に重大な疾患が隠れていないかを内視鏡検査などでしっかり確かめることは重要です。

過敏性腸症候群では、腸内細菌叢(さいきんそう)を整える薬、腸管の動きや便の堅さを調整する薬など、タイプや症状に合わせて選択します。症状が出る前の予兆に合わせて服用する薬や、腸の過敏性を改善する薬、ストレスに伴う気持ちの沈みこみ・不安を抑える薬を使用する場合もあります。
漢方薬による治療は、自然近いお通じに整える作用があるため、薬物療法と併用して使うケースもあります。また、生活習慣や食習慣の改善、ストレスの解消なども重要です。

アレルギー

原因となるアレルゲン食物の摂取を最小限に抑え、アレルギー反応を未然に防ぐことが大切ですから、アレルギー検査を行います。ただし、遅延型のアレルゲンは検査でわかるもののほうが少ないため、食事の記録をとって、時間をかけて絞り込んでいく必要があります。普段、よく食べていたものがアレルゲンで、それを絶った途端に体調が良くなるケースもあります。

腸内細菌のバランスの乱れ

乳酸菌などを積極的にとり、腸内に悪影響を与える食べ物を控えてバランスを取り戻すことで改善します。

ねじれ腸・落下腸

マッサージやストレッチ、適度な運動を続けることで便秘や下痢の症状を起こさないようにしていきます。

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