診療案内

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ヘリコバクターピロリ菌専門外来

胃がんのリスクを高めるピロリ菌

ピロリ菌は胃に棲息し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすほか、持続的な胃炎を惹起することで胃がんのリスクを大幅に高めることが分かっています。胃がんのリスクを軽減するために、ピロリ菌の存在の有無を積極的に診断し、ピロリ菌感染と診断された場合は速やかに除菌治療を行うことが望ましいと考えられています。当院ではピロリ菌の除菌判定のための特殊機器を導入しており、院内で除菌判定を行うことが可能です。詳しくは診察の際にご説明いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

ピロリ菌の検査方法

当院では、ピロリ菌の除菌判定のための最新の検査機器「ポックワン」を導入しており、院内で除菌判定を行うことが可能です。

■POCone(ポックワン)

ピロリ菌の感染診断に有効なデータを採取する検査機器で、検査方法は、錠剤を飲んでから呼気を集めて調べる方法で、検査は30分程度ですみ、検査結果は2分程で出ます。内視鏡を飲まずに検査が行えますので、患者様にかかる負担も少なくすみます。

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌の除菌治療は、内服治療を行います。朝夕の2回の服用を1週間行います。1回目の治療で約70%の除菌が成功します。1回目の治療で成功しなかった場合、薬の種類を変えて2回目の除菌治療を行います。2回目の再除菌治療での成功率は90%以上です。それでも上手くいかない場合は、3回目、4回目と除菌治療を行っていきます。
※診察料は、保険適応となります。
※過去1年以内に胃カメラ検査を行っている方は、ピロリ菌検査と除菌治療が保険適応となります。
※過去1年以内に胃カメラ検査を行っていない方は、ピロリ菌検査と除菌治療は自費となり、以下の料金がかかります。
※院外処方となりますので、除菌治療に必要な薬代(自費)が別途かかります。
※保険が適応される方は、下記金額の2〜3割のご負担で行えます。

■自費で行う場合の金額
自費のピロリ菌検査 4,850円(税込)
ピロリ菌除菌治療 7,500円(税込)
 胃がんリスク検査(ABC検査)のご案内

胃がんを早期に発見できれば、完治する可能性も高くなりますが、胃レントゲン検査や内視鏡検査を受けなければ、現在胃がんを発症しているかどうかの診断ができません。しかし、ご自身が胃がんになりやすいかどうかをわかっていれば、内視鏡検査を受けたほうが良いのか、またどのくらいの間隔で受ければ良いのかの参考になります。
ABC検査は、血液検査でピロリ菌感染の有無と、ペプシノゲン(胃粘膜の萎縮状態)を測定することによって胃がんになりやすい状態を調べることができる検査です。胃がんは、ヘリコバクターピロリ菌感染に大きく関わっています。ヘリコバクターピロリ菌に感染すると、慢性的に胃粘膜に炎症が起こり、そこから加齢と共に萎縮性胃炎、腸上皮化生と変化が起こってくると胃がんになるリスクが高くなると言われています。

ABC検査方法

ABC検査は、簡単な採血による血液検査になります。1週間で結果がでます。
※診察料は、保険適応となります。
※対象の方には、1年に1回、藤沢市の検診を受けることができます。

検査料(自費) 5,450円(税込)

消化器科・胃腸科

放置せずにまずはご相談ください

消化器科・胃腸科当クリニックの胃腸科、消化器科では、胸焼け、つかえ感、胃もたれ、胃痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満、便秘、下痢、残便感、血便などの症状をお持ちの方、胃バリウム検査や便潜血検査で異常を指摘された方に対して診療を行い、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープ、大腸ポリープ、食道がん、胃がん、大腸がん、大腸憩室、クローン病、潰瘍性大腸炎、機能性胃腸障害、過敏性腸症候群、ヘリコバクターピロリ感染症、胆のう結石、膵炎、脂肪肝などの幅広い疾患に対応致します。

また、症状に応じてレントゲン検査や腹部超音波検査、内視鏡検査などを行い、患者様の状態を正確に診断したうえで、適切な治療をご提供致します。消化器症状・胃腸症状が気になる方はお気軽にご来院ください。

対応疾患

  • 逆流性食道炎
  • 胃炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 胃ポリープ
  • 大腸ポリープ
  • 食道がん
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 大腸憩室
  • クローン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 機能性胃腸障害
  • 過敏性腸症候群
  • ヘリコバクターピロリ感染症
  • 胆のう結石
  • 膵炎
  • 脂肪肝  など

当院では皆様の未来の健康・がんなどの病気の予防のために、腹部超音波検査や痛みのない無痛胃内視鏡検査(胃カメラ)、無痛大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を積極的に行っております。お腹の様々な症状が気になる方は放置せず一度診察・検査をされることをおすすめします。

肛門科

肛門の悩みは他人には相談しづらいものです。痔は命に直接かかわるような病気ではありませんが、ひとたび悪化すると緊急手術が必要となることもあるため、少しでも症状がある時に受診し治療を受けることが大切です。当クリニックの肛門科ではいぼ痔(内痔核・外痔核)やあな痔(痔ろう)、切れ痔(裂肛)、肛門周囲膿瘍など幅広い肛門病に対応しており、患者様の状態に合わせて投薬治療や手術治療など最適な治療を提供させていただきます。患者様のプライバシーが完全に守られた状態で診察・治療を行いますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

内視鏡検査

定期的な検査で早期発見・早期治療を

内視鏡検査当院では胃および大腸の内視鏡検査(大腸カメラ)を行っております。
胃内視鏡検査(胃カメラ)では食道・胃・十二指腸を、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)では結腸・直腸・肛門を観察します。内視鏡検査と聞くと、辛くて苦しいものだというイメージを抱く患者様も少なくないかと思いますが、医療機器と医療技術の進歩により苦痛の少ない内視鏡検査が可能となりました。
現在日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡していると言われております。胃がんや大腸がんは男女ともにがんの罹患率、死亡率ともに上位に位置しており、食生活の欧米化などにより今後も増加していくことが予想されます。
しかし、胃がん・大腸がんは初期の段階で発見し、早期に治療を行えばほぼ完治することが分かってきています。内視鏡検査は胃や大腸などの粘膜を直接観察するため他の検査と比較し最も精度が高いと言えます。定期的な検査で万が一の事態を防ぎましょう。

検査部位

こういった症状の方は検査が必要です

  • 胃もたれ
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • 食欲不振便に血が混じる
  • 胸やけ
  • 家系に胃がん・大腸がんになった人がいる
  • 腹痛胃バリウム検査や便潜血検査で精密検査が必要と言われた
  • 便秘気味
  • ピロリ菌感染が気になる方

超音波検査

放射線被爆の心配もなく、多くの臓器を検査することができます

腹部超音波検査では、乳腺、肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺などを観察します。超音波検査は放射線被ばくを一切せず、身体の一部にゼリーを塗るだけで痛みも全くないため、とてもリラックスした状態で検査を受けて頂くことができます。お腹の諸症状がある方はもちろんですが、検診で肝臓や膵臓の異常を指摘された方、胆のう結石や胆のうポリープを以前に指摘された方なども超音波検査を受けることをお勧めします。また、当院では頸動脈超音波検査も行っており、血管壁や血管内腔を観察することにより、簡単に動脈硬化の有無を調べることが出来ます。高血圧や高脂血症、糖尿病など生活習慣病をお持ちの方、動脈硬化が気になる方はお気軽にご相談ください。女性の臨床検査技師が駐在しております。

検査項目

  • 乳腺
  • 肝臓
  • 胆のう
  • 膵臓
  • 脾臓
  • 腎臓
  • 膀胱
  • 前立腺
  • 頚動脈 など
超音波検査の注意事項

・朝食を摂らずにお越しください。(検査が午後の場合は、6時間絶食してください。)※お水・お茶は飲んでいただいて構いません
・我慢できる範囲でお小水をためてきてください。
・上下セパレートのお洋服でお越しください。

超音波検査担当技師 小貫章子 (腹部・頚部・乳腺)

<経歴>
大阪大学医学部 保健学科   臨床検査科学技術専攻   卒業
大阪大学大学院 医学系研究科 機能診断学講座 修士課程 卒業(癌と糖転移酵素の関わりについて研究・論文執筆)
花王株式会社 生物化学研究所 研究員 を経て 筑波大学病院 臨床検査科 入職
2015年 湘南藤沢おぬき消化器クリニック 入職 現在に至る。

インフルエンザ予防接種

インフルエンザ接種は、基本的に予約制になります。ただし、当日中に行える場合もございますので、お問い合わせください。

料金/接種1回 4,200円(税抜)
※高齢者インフルエンザ予防接種(市の助成あり)も行っております。

胃・大腸内視鏡・エコー検査 インターネット予約はこちら人間ドック・一般検診 インターネット予約はこちら

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